2019年10月16日
HJ114_350A

昨日は終日曇り空で北風だったため、最高気温は16度だった。
11月並みの気温だという。台風19号以前はずっと高気温だったため今が既に秋なんだということを忘れていた。が、この寒さで思い出したとさ。

さて、昨日は父が通所リハビリ施設に行ったので、その間に銀行に行き父の年金を10万引出した。そして、町の信用金庫からプレミアム付商品券を引き換えてきた。父の分と私の分の満額4万円分である。

1571151945417

1枚500円券が10枚つづりx10冊になる。
つまり、1万円をタダで貰ったことになる。

夕方16時30分。施設から帰ってきた父はやることが無いからと枝豆をつまみに日本酒を飲んでいた。そんな父に
私はプレミアム商品券の説明を大声で言う

父「枝豆食って酒飲むとうまいな」
父のいつもの台詞だ。

私「これが商品券だよ。買い物に使えるからね。1枚が500円だから現金と同じように使ってくださいね。ただし、おつりが出ないから510円の時は10円を現金で払うんだよ」

父「そうか。良く分からんから、使うときになったらまた教えてくれ」

私「何が分からんの。これ1枚が500円玉と言うことだよ。1000円の買い物だったら2枚出せばいいでしょ」
アホなのか。そんなことまで説明しないとダメなのか。

私「あとね。毎月の支払いはほとんどが通帳引き落としだから、自宅に現金は要らないんだよ。今月はもう銀行に行かなくていいからね」と言って10万円を渡した。

父「そうか。
老いては子に従えと言うてな。その辺は良く分からんからよろしく頼むぞ」と枝豆をほおばりながら言った。そして、うまいなと言いながら追加の枝豆を冷蔵庫から出した。

私「枝豆ばかり食べるとご飯を食べられなくなるからいい加減にしなさいよ」

父「はは。」と笑っていた。

私「いいですか。あなたの頭はパーになってますよ。これは歳だから仕方がないの。わかるよね。だから俺の言うことをちゃんと聞いてくださいね

父「分かった・・・
と言ったやり取りをしたのが夕べのこと。。。

そして、今日。朝から好天で気温も上がってきた。
私は、庭に植えてあるナスの木(5本)としし唐を倒した。台風19号でナスもピーマンもしし唐もだめになったのですべて抜いて、遠くの河端の畑に捨ててきた。

帰ってきたら父が小型トラクターを使って先日の更地を耕していた。あの日、散々やらなくていいと止めさせたのにである。

その時の記事はこちら
■台風など関係無しに自由な父。それが出来るのは誰のおかげだ。

1571198098875
↑トラクターで耕した後。


父に何を植えるのかと聞いたら「何も植えない」と言う。

だったら耕す必要は無いだろう。と私は思う。
その時10時30分。その瞬間から私は父と会話することを止めた。

夕べの「老いては子に従え」と言ったのは嘘なのか。俺の言いつけをまったく守っていないではないか。こんな嘘つきとまともに話などできるもんか。

つまり、先日「何も植えないのなら耕さなくていい」と言った俺の言いつけを守らず無視しやがったということだ。そっちが無視するなら俺もあんたを無視するよ。

とりあえず、食事などの身の回りの世話はしてあげよう。
昼食を作ったが父には何も言わずに黙って台所のテーブルに置いた。勝手に食べたらいいさ。いちいちどうぞとか洗い物は俺がやるよとか言うことはやめた。

どうせこいつは自分勝手にやりたいんだ。俺が邪魔することは無いさ。好きにしてくれたまえ。その結果失敗しても俺は知らんぞ。

「老いては子に従え」と自分から言っておいて「すべて頼むぞ」と自分から俺に依頼したのに俺に相談もせずに勝手なことばかりやるんだから、すべての責任は自分で負うという意思表示と言うことだ。

俺はもう知らん。好き勝手にやってくれ。。。
もう疲れた。。。。。

人によっては (そんな些細なことで・・・) と思うだろうが、父の行動に別に怒っているわけではない。あきれているのだ。こいつの言うことを信用した俺がバカだったという意味で俺にもあきれている。

今まで何度も何度もこいつに裏切られてきた。必要以上に父に干渉することはもう辞めよう。好きにさせよう。その結果どうなろうと知らない。

人間を89年以上も経験してきた成熟した大人のはずだ。こいつの3分の2しか生きていない俺が意見するなどおこがましい。そういうことだ。

と言うわけで基本的には「無視」だ。必要なこと以外は知らん振りしよう。